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SSスコープを使って実際にどのように表示するのか見てみましょう。
(2006/01/21)
写真は6CHに設定してあるIEEE802.11bの無線LANのアクセスポイント付近で測定したものです。2.4GHz帯域で約1/3にわたり電波を出していることが分かります。IEEE801.11bは規格上では13CH(14CH)ありますが、近くにアクセスポイントがあるときには4CH以上離さないと通信障害をおこしてしまいます。
同じ場所でスイープ速度を最高のSW01にして計測しました。スイープ速度を速くすると表示速度が速くなりますが、このように途切れ途切れに見えたり、線が数本立っているようにしか見えないこともあります。
写真はバンド3 グループ1に設定した稼動中の無線伝送ユニットのすぐ近くで測定したものです。電波が細い帯域にしか出ていないことがわかります。
SSスコープではこのように無線LANが出している電波なのか、別の機器がだしている電波なのかを簡単に見分けることができます。
家庭用の電子レンジを動かして測定しました。電子レンジは周波数2.45GHzのマイクロ波を使用しているため2.4GHz帯域を利用した無線機器は影響を受けます。
スポットモードは特定の周波数のみを時系列に表示するモードです。
グラフは左から右へシフトしながら表示します。
アローセブン製無線伝送ユニットが稼動している数十メートル離れた場所から計測をスタートして、だんだん近づきました。電界強度がだんだん高くなっていることが分かります。