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■無線環境チェッカー SSスコープ データロギング

SSスコープのデータはRS232C端子からPCに取り込むことができます。ロギングの方法を実際に行いながら説明します。

(2006/02/26)



■SSスコープとPCを接続

SSスコープとPCの接続SSスコープとPCを接続したところ

PCとの接続はRS232Cケーブルを用います。

RS232Cケーブルは以下の仕様となります。

  • 両端ともDSUB9P メスタイプ
  • リバース配線

自作する場合には以下の結線としてください。

PCにCOMポートがない場合には RS232C to USB変換ケーブル を用います。




■ターミナルソフトの準備

ターミナルソフトを立ち上げます。一般的なターミナルソフトであればどれでも使えます。ここではWindowsに付属する HyperTerminalを用います。

設定は以下のようにします。

SSスコープとの通信設定

この例では COM1となっていますが、COMポートの設定はPCによってちがうのでそれぞれの環境に合わせて設定します。



■SSスコープのリアルタイムデータ出力

測定画面で F1キーを押します。画面に↑マークがでます(赤いマーク部分)。

SSスコープデータ出力中

これでハイパーターミナル上にテキストグラフデータが表示されるようになります。

SSスコープの測定データをの表示例

SSスコープの測定結果は画面に合わせてリアルタイムで表示します。

一般的なターミナルソフトであれば、表示をそのままキャプチャ(ログ保存)することも可能です。




HyperTerminal の場合キャプチャは 転送(T)→テキストのキャプチャ(C)を開きファイル名を指定すると開始します。 





■SSスコープに保存しているデータの取り出し

簡易スペアナの待機画面で[MEM]ボタンを押すとメモリ画面に移行します。

SSスコープメモリ画面

ここで表示したい測定結果の行にカーソルを移動して、[LOAD]ボタンを押します。

SSスコープ待機画面

結果表示画面に移行します。ここで[F1]キーを押すと、結果をRS232C経由で出力します。

あらかじめ「転送(T)」→「テキストのキャプチャ(C)」を開きファイル名を指定して、[F1]キーを押すと画面に出ている測定結果がファイルに保存されます。

保存ファイル例

ファイル中の ##### のバーは双葉電子FRHシリーズの電波を検知したことを示します。 =====のバーはそれ以外の電波を検知したことを示します。

ファイルは一般的なテキストファイルとなっており、ワープロソフトなどにそのまま貼り付けられます。

ワープロなどに貼り付ける際はMS Pゴシックなどのプロフォーショナルフォントを使用すると縦の列がずれてしまいます。MSゴシックなどの等幅フォントをご使用ください。

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